2012-01-01から1年間の記事一覧

(スポーツ)

1) サッカー 国際試合のレコパがありました。これは昨年のリベルタドール杯の覇者サントスと南米カップの覇者チリ大学が対戦するもの。サンティアゴの戦いで0対0の引き分け。2戦目は敵地で行なわれます。さすがにレベルの高い戦いでした。 さてチリにとって…

(一般)

1) 学生運動 木曜日、デモがありました。昨年なら数万人とか10万人ものデモ隊が街に繰り出しましたが、今回はその10分の1でしょうか、それ以下かもしれません。先週、私が予想したとおり、先鋭化するデモに一般市民の援護はほとんどありません。 学校を占拠…

(経済)

1) コデルコとアングロアメリカンの和解 2011年、年間49万トンの銅を生産するロス・ブロンセス鉱山はアングロ・アメリカン社が100%所有するマインでした。その49%をコデルコが三井と組んで購入する約束になっていたのですが、それが実施される前にアング…

(政治)

1) 人気投票 今月の数字も全く動きはなし。次の大統領になるのは誰でしょうと言う質問ですがバチェレットは50%、2位のゴリボルンは9%、3位はエンリケ・オミナミで4%。あまりの大差に誰も異論を挟む余地なし。バチェレットが野党側の候補になれば、彼女が…

チリの風  その486  12年8月20日―26日

今週も派手に雨が降った日や、外気温が零下の日もありましたが今年のサンティアゴは厳しい冬と言う感じがしません。(日曜日は最低気温が0度、最高は21度でした)もう街路樹で梅に似たシルエラの花が咲き誇っています。春が近いのでしょう。 木曜日、菊芋計…

(スポーツ)

1) サッカー 世界的にこの週は国際親善試合が行なわれました。日本は札幌でべネスエラと対戦。引き分けだったようですね。チリはニューヨークでエクアドルと対戦。なんと0対3の惨敗。追いつくより差を広げられる可能性のほうが多かった醜態。ワールドカップ…

(一般)

1) 9月の建国記念日 もうその話題が新聞にも載るようになって来ました。そよ風が吹き始め、空に凧が泳ぐのが目に見えるようです。 今年は1週間ほど連休が続き、観光局の推定では2百万人以上が国内・海外の旅に出るとか。 私たちも旅に出る予定でしたが、ホ…

(経済)

1) 世界国際競争力のランキングが発表になりましたが、トップは香港、アメリカ、スイスの順。日本は27位。その一つ下にチリが28位。 この基準が開始された1989年に世界トップは日本だったのですが・・・・その頃、日本がここまで急速に下落するとは誰も思わ…

(政治)

1) 学生運動 昨年と同じで学生運動は政治の中心です。と言うものの政治家はやや眼を背けている気配があります。昨年の学生運動で一躍、注目を浴びたカミラ(共産党員)は野党の議員を激しく批判。右翼政府と戦うのは左翼(野党)の当然の義務だのにそれを実…

チリの風   その485 12年8月13日―19日

今週のサンティアゴは小雨の日が何日もありました。雨の日の翌日、汚れたスモッグがなくなった街は全然違いますね。目がよくなったのかと思うほど遠くまでくっきり見えました。後ろの山は雪で真っ白。 水曜日、宗教関係の祝日だったのでショッピングセンター…

(スポーツ)

1) オリンピック すごい人気でしたね。時差の問題で日本の人は夜遅くまで番組を見ていたようですが、チリではその問題はなし。 体操のゴンサレスがでた場面では多くの人が街頭でも事務所の中でもテレビの前にかじりついていました。たくさん参加した割りに…

(一般)

1) 学生運動 前回のデモの略奪行為などで大きな被害が出たので、今週のデモには許可が下りませんでした。ところがイタリア広場に集まった5千人の学生の中から、覆面をしたのが市内バス3台を全焼させました。学生連盟はデモの許可が下りなかったからこうな…

(経済)

1) 経済成長率 経済行為指数の6月の数字は6.2%と意表をつくほどの高い数字でした。これで今年度前半の平均は5.5%とか。 中銀の発表では6月の数字が良かったのは小売業が8.9%の成長を示したのが大きかったとしています。 同じく中銀の推定で2012年のこの…

(政治)

1) 税制改正 下院で政府案が承認されました。昨年の学生運動で世界的に有名になったカミラ・バジェホが、中途半端な税制改定ではチリの抜本的な教育改革はできない、従って上院ではこれを否定すべきだと発表しています。しかしこの改定で政府に入るお金は12…

チリの風  その484  2012年8月6日―12日

広島・長崎の原爆式典がありましたね。以前、そこを訪れたことを思い出します。原爆で死亡したほとんどの人は戦争には直接関係のない人でしょうから、運がなかったのですね。シリアで死んでいる人も同じかな。人生は実力・努力に運ですからね。 静脈血栓症の…

(スポーツ)

1) オリンピック 日本もふるわず、世界のトップ10に入れませんが、チリはもっと不完全燃焼で、出る選手でる選手が失敗に終わっています。唯一、何とか面目を施したのは体操のゴンサレスで、日曜日の床体操で4位でした。日本の内村が銀メダルを取った種目で…

(一般)

1) サンホセ鉱山の生き埋め事故 33名の鉱山労働者が生き埋めになってからもう2年たったわけですね。今週、その記念行事が同地で行なわれ、ピニェラも出席しました。思い出します、私は誰かは救い出されるが大半は死亡するだろうと思っていました。私の予想…

(経済)

1) 欧州の経済危機がチリに影響するのは今年でなく2013年と言う説は既に経済学者の間などで流れていますが、それでも2013年も5%近い成長と今年と替わらない輸出量が予想されています。つまり落ち込むとは言え、スペインやギリシアのような過酷な状況ではな…

(政治)

1) 政界の動き これから先はしばらくの間、10月の地方選挙と税制改正法案が話題の中心です。 地方選挙はまだ公示されていませんから、選挙運動はできませんが、なんとか理由をつけてポスターを貼る候補者が出始めました。野党側はバチェレットと一緒に写っ…

チリの風 その483 2012年7月30日―8月5日

もう8月ですね。チリでは9月になると、老人に「よかったですね。厳しい冬はもう終わりました。これであなたはもう1年長生きできますよ」言います。そうか、この8月さえ乗り切ればもう1年長生きか。今週のサンティアゴは一日、雨が降りましたが、降雨量は少な…

(スポーツ)

1) オリンピック チリの期待の体操のゴンサレスは種目別の予選で上位に入り決勝進出。国民の期待を一身に受けています。2) サッカー 国内リーグ戦は首位は意外なパレスチーノなどです。 チリ大学は来週の鹿島戦のため訪日中でチリにはいません。コロコロ…

(一般)

1) 継続 先週のチリの風にマプチェの反抗とカトリック神父の性的いたづら問題を書きましたが、同じ問題が今週も起こりました。テムコ近辺のマプチェ族は第8州以南の土地を解放しようとしているようです。チリ南部を取り戻しチリから独立すると宣言していま…

(経済)

1) 貧富の差は縮小 珍しいですね、世界中で貧富の差が拡大しているのにチリは2009年に46倍あった差が、昨年は36倍に縮小されました。この数字はもっとも貧困な10%の層が獲得する金額と、逆にもっとも富裕な10%の得る収入との比較。これは失業率の低下と政…

(政治)

1) 地方選挙 10月の選挙まで後わずかになってきました。与野党とも候補者選定を終えつつあります。同じ陣営の中でイサカイがあって候補者選定に苦労をするのはいつもと同じです。 この選挙の結果が次の大統領選挙に直結するというのは与野党に共通の見方。…

チリの風  その482 2012年7月23日―29日

今週のサンティアゴは最低0度、最高20度と言う外気温です。朝、洗濯をすると夕方にはほとんど乾いています。でもこの気候で山の雪が溶けスキー場が苦しんでいる由。でも来週は雨の日もあるとか。 さてまだ病院通いが続いています。今週は大腸視鏡検査をしま…

(スポーツ)

1) サッカー ある機関の調査の結果、チリのサッカーチームの人気ランキングが発表になりました。全く意外性はありません。1位はコロコロ42%、2位はチリ大学30%、3位はカトリカ9%。もうそれ以外に全国的人気のチームはありません。他のチームのファンは…

(一般)

1) マプチェの狼藉 第9州に問題は集中していますが、なんでも今年に入ってほとんど毎日、この種の事件が起きている由。今週は彼らの地区の学校が放火されたり、地主の家に覆面グループが押し寄せ放火、全焼しました。しかしその地区に住んでいる人は落ちつ…

(経済)

1) チリの経済成長 今年の後半から欧州などの危機がチリに影響をし始め今年と来年の経済成長は伸び悩むと発表されました。それでも2012と2013年の2年続けて4.6%の成長が見込まれるとか。その数字ならまぁまぁですね。もっとも今年はその数字が達成できて…

(政治)

1) 貧困者数の減少 おめでとう、少しづつチリも良くなっているわけですね。ピニェラ政府の発表に野党側(バチェレット政権時の大臣)が噛み付き、たいしたことのない事実を大げさに発表している。バチェレット政権時の数字のほうが良かったなどとしました…

チリの風  その481 2012年7月16日―22日

今週、サンティアゴの最高温度は29度まで上がり、50年ぶりの気温を記録しました。このため、私のアパートの近くの街路樹に枯葉の間から緑の新芽が目立ってきました。普通、8月からなのですが。 私は肺に血栓ができたことから自分の不運を嘆いていましたが、…