(経済)

1) 経済成長率
経済行為指数の6月の数字は6.2%と意表をつくほどの高い数字でした。これで今年度前半の平均は5.5%とか。
中銀の発表では6月の数字が良かったのは小売業が8.9%の成長を示したのが大きかったとしています。
同じく中銀の推定で2012年のこの成長率は世界のトップ10に入るものだとか。何時欧州の経済危機がチリの上陸するか取りざたされていますが、今のところまだ大丈夫です。

2) 銅産業
そのチリの経済を支えるのは銅産業ですが、専門家の推定では今年はまだ需要と供給が似たようなレベルです。ところが、この先2020年にかけ、需要は上昇するのに供給は下がって行くと見られ、2020年には銅不足が心配されています。   昨年の数字では世界の銅生産は1625万トンで、そのうちチリは526万トンと約3分の1を占めています。そうかチリの将来と世界の将来は同じ屋根の下か。チリの将来はまだ明るいと見えるようです。