チリの風  その486  12年8月20日―26日

今週も派手に雨が降った日や、外気温が零下の日もありましたが今年のサンティアゴは厳しい冬と言う感じがしません。(日曜日は最低気温が0度、最高は21度でした)もう街路樹で梅に似たシルエラの花が咲き誇っています。春が近いのでしょう。
木曜日、菊芋計画の今村さんと生産者のシルビアさんに付き合って午前・午後と面会に参加。午後の部は大統領官邸のモネダ宮殿へ。ちょうどその日学生デモがあったので宮殿警備は本格的でした。その中をくぐってモネダに到着。警察の検査を受けてから最重要役職者の事務室のある2階に通されました。なんでも大統領夫人のセシリアさんが興味があるとのこと。大統領夫人と会ったときすぐに写真を撮らせてくれと言うのはあまりにも軽いから止めようとか考えていたら、他の人の事務所に通される。結局、夫人との面談はなかったが、その後、女性省の大臣シュミッツさんと楽しく面談し、彼女から経済大臣のロンゲイラ氏に会うよう薦められる。しかし現役のときにも行けなかったモネダの2階に、引退してからよく入れたものです。