チリの風   その349  09年11月30日―12月6日

もう師走ですね。12月。今年もいよいよ最後の月になりました。1年のたつのが早い。本当に早い。チリの国も変わってきているし、私個人の生活も大きく変わりました。事務所にクリスマス・ツリーが飾り付けられ、小さな電灯が点灯しています。サンティアゴは夏らしくなり、毎日30度の気温でした。
木曜日、大使館の祝賀パーティにアナ・セシリアさんと二人で出席させてもらいました。公邸はサンティアゴの中心ビタクラにありますが、実に静かな環境にあります。食事をすませて椅子に座って話をしましたが、昼間の暑さも消え去り、素晴らしいひと時をすごさせてもらいました。もし日本の音楽、踊りがあればパーティはもっと盛り上がったのではと思いました。
それから8日の休日を利用して、この週末彼女と二人でフトロノに小旅行をしてきました。しかしチリの南部は素晴らしいですね。江越さんの運転する車で温泉にも行きましたが、いつ、どこにいっても気持ちが落ち着きます。私の老後はやっぱりチリの南部ですね。それほど遠い先のことではありません。