(一般)

1) チリの犯罪
チリの犯罪が増加していると言われますが、ラテンアメリカ諸国の中ではチリが一番安全な国ようです。10万人あたりの殺人率は最悪なホンジュラス(87人)、べネスエラ(50人)などに続いて中米の国はひどい数字。南米ではべネスエラ、コロンビア、ブラジルが三悪。チリは最小の2人、隣国はアルゼンチン6人、ボリビア8人、ペルー9人です。つまりチリで一人殺されている間にべネスエラでは25人も死ぬわけ。
殺人だけでなくサンティアゴの車の盗難が今年は昨年対比10%減少と言うニュースがでました。ほんまかな?
スペインで爆弾犯として2人のチリ人が逮捕されました。この男女は少し前、チリの法廷で同じ容疑で裁判になっていましたが、無罪で放免されました。その二人はその後訪欧し、バルセロナで学生生活(確かめられてはいませんが)、そこで世界アナーキー組織のメンバーとして教会に爆弾を仕掛けた様子。
彼らが逮捕された報道を受けて政府は再度、チリ司法界に対し疑惑発言。「どの組織にも問題はある、また組織(裁判所)に問題はなくてもその構成員(裁判官)がエラーをすることはある。従い、チリの爆弾事件で逮捕された人間が無罪になり他国で同容疑で裁判にかかるのはチリの裁判所がエラーを犯した証拠になる」      
裁判所のトップはそれに関して結審した裁判を後から見直すという仕組みはないと全く気にしていません。
2) 建物の崩壊
出来たばかりの建物が崩壊するというニュースは中国でよく聞かれますが、サンティアゴのビタクラで建設中の建物が一部崩れました。地震もないのにチリのビルが、一部とは言え、崩壊するなんて、どうしたの? 
この高級アパートは全部売り切れだったそうですが、入居前にこの事故なら、金を返してもらって他の建物を探すほうが良いのでは。
3) 軽飛行機
南部で行方不明になっているセスナ機の捜査はいったん終了しましたが、翌日、飛行機の一部が見つかったとして再度、捜索を開始しました。しかし発見された一部はその飛行機のものではないことが分かり、またニュースに出なくなりました。 乗客、パイロットの家族は政府の援助がなければどうすることもできないですね。
4) 魚釣り
チリでは渓流や湖で魚釣りをするのに許可が要ります。今シーズンもいつもと同じ11月の第2土曜日から許可書が取得可能になりました。特に南部地区では観光を兼ねた魚釣りに人気が集まり、昨年は前年対比30%アップの29500件が許可になりましたが、今年はそれをさらに上回るとか。来年1月にアイセン地区で世界フライフィッシングが開かれます。