(一般)

1) 同性間の結婚 
チリではほとんどこの問題はタブーのようでしたが、ここにきて裁判所も方針を変えたようで、チリでも法律的にその結婚が認められる可能性がでてきました。

2) 観光シーズン 
1月が終わり、次の観光客グループが訪れてきますが、昨年、笑いが止らなかった観光産業も今年は渋い顔です。頼みの外人客が来ないし、チリ人が外に行ってしまい、昨年より大幅な減少とか。確かに昨年の半分しか来ないアルゼンチン人が、チリのほうが物価が高いとむっつり顔。またペソが強くなってチリ国内より外国に行くほうが安いとチリ人は考えています。何とか2月は持ち直してほしいとホテルやレストランのオーナーたち。
とは言え海岸には多くの観光客が寝そべっています。しかし身体障害者の人は海岸に近づけません。そこでラ・セレーナの市長が海岸までスノコのように木材を並べ、車椅子でも海辺まで行けるようにしました。テレビカメラの前で何人かの車椅子利用者が喜んでいましたが、チリもそういうことが出来る余裕が出来たわけですね。すばらしい。
チリの発展は航空客の数字でも分かります。最近の8年間で乗客が87%もアップしています。国際線の場合、2010年の数字では乗客が100万人を突破、1位はランチリで64%のシェアー、ついでタム(6%)でした。この2社が合併準備中。乗客の目的地はアルゼンチン、ブラジルそしてアメリカの順でした。

3)ツナミの被害
もうあれから1年がたとうとしていますが、昨年2月の地震のときの津波の被害者数が死者156名、行方不明25名と発表されました。意外と少ない数字ですね。

4) サンティアゴの中心街のアウマダ通りに人工でなく本物の緑のじゅうたん(芝生)が敷かれました。通行人が靴を脱いで喜んで歩いていくと、ニュースにでました。地方に行けば、特に南部では緑があふれていますけれど、都心では緑は少ないのは仕方ないですね。