(経済)

1) チリの株式市場
新記録が出ました。今週、連日のように上げてきた市場は1週間で2.7%のアップを記録し、3969ポイントで週を終えましたが、これが新記録。チリの好調ぶりは世界的ですね。しかしチリの活躍はいつまで続くのかな?
一方、チリの厚生年金は世界に投資していますが、一番危険度の高いランクは5月をマイナス6%で終えました。他のランクもほとんどマイナス成長。チリの厚生年金も(近い将来は)厳しい見込みです。
またチリ経済頼みの銅が伸び悩みで1ポンド3ドルの最低許容線を越えられません。もちろん金曜日の2.93ドルでもちゃんと利益が出ますが、マイン産業がニコニコして働けるのが3ドルでしょうからね。つまりチリ経済は登り・下りが一緒になっているようですね。

2) 新車の販売
5月に何と24500台の販売を記録し、これは月間販売台数の新記録。また1−5月の販売合計台数は10万2千台と過去最高の2008年とほぼ同数です。景気の過熱が心配されると言うのもうなずけますね。しかしチリの回復は早かったですね。似たような例ですが、家屋の販売も急上昇です。一番新しい4月の販売実績は10年度の最高でした。何でもチリの金持ちの間では、現在は金か家屋に投資するのが一番確実と言われているらしい。