１） スキー
当初、例の新型風邪の影響でスキー客、特に外人観光客が伸び悩んだスキー場ですが、8月から持ち直し、外人スキーヤーの増加、各種イベントの実施で観光客は増加しています。もうシーズン終了までわずかですが、コロラドとファレジョーネスの場合、今年は15万人がスキー場を訪問、これは前年対比1万人の減少でした。ブラジル人の訪問が7月に前年対比52％落ちたのが痛いと関係者の話。
チリの全スキー場の合計では15％マイナスとか。このため、普通は9月末にスキー場は閉鎖されるのですが、それを何とか10月まで伸ばそうとする動きがあるらしい。
２） マプチェ
今週、タイヤの仕事であるトラック屋さんを訪問しました。全焼したトラックが敷地のすみに置かれていたので、事故でもあったのですかと尋ねると、先週テムコの近くでマプチェに火をつけられたとか。先週テレビで見た燃えたトラックがそれだったのですね。実際にこの目で見るとショックでした。保険はと聞くとテロリストによる犯罪は保険はきかない、また政府の援助は20年は待たないといけないだろうとのこと。要するにこの会社はラック１台なくしたわけですね。
３） 厚生年金の受給者が急増とか。
昨年の経済危機で、積み立てた年金の額が激減したことから、年金生活に入ろうとしていた人々が支給申請を控え、もう少し働かなければとしました。今年に入ってその減少額を埋めるほどのゆり戻しがあったので、今まで申請するのを躊躇していた人たちがいっせいに申請をし始めたらしい。
現行システムは男性の場合は65歳で厚生年金を申請できますが、積立額が一定の水準を超えればそれ以前でも早期退職が申請できる仕組みがあります。早く確定させておかないと第２次世界経済危機が来ると考えているのかな？
