(一般)

1) マプチェ問題
テレビの番組でテムコ周辺の農家へのマプチェの襲撃の様子が流れました。そう大きな土地・豪邸ではない農家にマプチェが襲撃をかけ、家屋に弾丸が残りました。警察に届けたとことろ、少ししてから再度、銃撃され、マプチェのパンフレットが残されていました。それ以降、二人の武装警官が24時間警備していますが、それでも襲撃があります。番組でマプチェが「ここは俺たちの領土だ、お前たちが出て行かない限り、こうした攻撃は続く」と家の近くから叫び、警察の警戒発砲も全く気にせず見張っています。
その家族の人の人生はどうなるのでしょう。彼らの言うようにそこを出て行くしかないのかな?誰もそんな土地を買おうとはしないでしょうね。
政府は何をしているのか、全く無策です。
2) コカインの没収
警察に取り上げられたコカインの量は2016年は前年対比で29%アップとなりました。近隣諸国からコカイン、もしくはそのベースになるものがチリに不正に輸入されているわけです。勿論、その一部は欧米などに輸出されずに国内消費に回され、国内で麻薬感染者を増やしています。
3) チャングの釈放
チリで資金の不正運用をし、投資詐欺ですが、巨額の金を持ち逃げしたチャングは欧州の島国マルタで拘留されていました。チリからの引き渡し要請にもかかわらず、今週、釈放され自由な身になりました。向こうの裁判所はチリから出された送還要求理由は不十分としています。
4) 日本の桜(花見)
チリの新聞ラ・テルセラに日本の桜とその花見の特集記事が出ました。日本の春を象徴する桜となっています。
その新聞は先日、サンティアゴの日本レストラン金太郎が閉店することに関し、オーナーの鈴木さんを取り上げましたが、日本びいきと言うのが感じられます。うれしいですね。せやから、私はその新聞を定期購買してるんですよ。ホンマやで。