(一般)

1) とうとう3月になって夏休みも終了。授業がすべての学校で始まりました。そしたらなんと、16歳の高校生が教室で先生をナイフでさす事件。その生徒は以前からおかしな傾向があったとか。その父親は息子を精神科の医者に見てもらう必要があったのだがその費用が出せなくてと謝罪していました。
アメリカや日本でもありそうなこんな事件がチリにも出るわけですね。
2) フレイ元大統領の死因について 
これは次期大統領候補になっているフレイの父親のケースです。1982年に死亡していますが、その死について他殺説が強くあります。最近出てきた説で、手術をした医者グループの中に軍事政権時の秘密警察系の医者が入っていたとか。さらに死因に人為説が出たときそれをもみ消す働きをしたのは元防衛大臣で、戦闘機購入の不正に関連している可能性のあるロハスだったよしですが、まだまだこの問題は尾を引きそうですね。
3) 観光国ランキング
国際機関の調査では世界の観光国ランキングのトップは1位がスイス、続いてオーストリア、ドイツです。チリは133か国中57位にランクされています。安全性、観光業関係の人間などは高い評価をされていますが肝心のホテルなどを含むインフラが低い評価になっています。私はチリの南部の自然の美しさは世界のトップクラスと信じて疑っていませんが、サンティアゴからそこまでの移動、そこを堪能するホテル・レストランなどのインフラがないわけですね。
4) 古くなった橋を新しく架け替えるためその橋を爆破することになりました。報道陣の見守る前で発破がかけられましたが、爆発音と煙が収まるとなんと橋はほとんど無傷で残っていました。昔の人はしっかりしたものを作ったという証拠でしょうか?公共事業省の大臣は苦虫を噛み潰していました。
5) アザラシの捕獲
 19世紀を中心に前世紀までは、チリ近辺でアザラシ、オットセイの捕獲が活発に行われ、ほとんど全滅まで行きましたが、最近は狩猟禁止の法律が出て、順調にその生息数が増加しています。現在は5年間の完全禁猟中で(09年9月まで)チリ沿岸の各地でそれらを見ることができます。ところがどうしたことか突然、漁業局が、ある民間会社に200頭の捕獲を許可し問題になっています。その捕獲された動物はアジアなどの国の動物園などに販売されることになっている由。日本の捕鯨を批判するのとアザラシ捕獲を許可するのと何か違いがあるのかな
6) バイアグラ 
チリではバイアグラの販売、使用が日常化しているようですが、問題は青少年がそれを使用することで、10代の青年がそれを継続的に使用すると、肉体的に精神的に薬物依存症になる可能性が高く心配されています。しかしどんな神経しているのでしょうね、子供のうちから薬漬けになるなんて?