(経済)

1) 先進国の仲間入り
チリの一人当たりの国民総生産は08年で15000ドルですが、アメリカの47000ドル、イギリスの36500ドルにはほど遠く、先進国では最下位のポルトガルの22000ドルにもまだまだです。昨年、大蔵大臣は2015年に生産を伸ばし先進国の仲間入りができると発表しましたが、昨今の落ち込みで方針を変え2019年に目標到達したいとしています。まぁ無理でしょうね。それでもラテンアメリカでは強豪メキシコやブラジルを押さえ、首位ですからね。立派なものです。
2)   1月の経済成長はマイナス1.4%と過去10年で最悪の数字。また2月の消費者物価指数は連月のマイナス数字になりました。もちろんインフレの時代が懐かしいといっているわけではありませんが、生産消費の両方が落ち込んでいるのははっきりしています。さらに、アカン、今週に入ってチリ株式市場は落ち込みが目立ち、1月の貯金を食いつぶし、とうとう今年度通産で0.7%の下げになってしまいました。しかしどこまで落ち込むのでしょうか?
3)チリ中銀は最近になって3度目の公定金利を下げる動きを見せています。
4)そうそうチリではガソリンの値段が下がりました。日本では逆に毎週上がっているようですね