(政治)

1) ピニェラ動向
ジャマイカで開催されたカリブ諸国会議(15か国参加)に招待され出席。自由貿易を訴えました。その後、来週コスタ・リカ、パナマを訪問、最後に米国に立ち寄って帰国の予定。
先月の世論調査で彼を支持するは52%、拒否するは40%でした。
2) 歌手殺害事件
ピノチェットの軍事革命時ですから、もう45年も前のことですが、共産党員だった歌手のビクトル・ハラは軍隊に逮捕され拷問の末、殺害されました。なんと44発の銃弾が浴びせられたとか。
この殺人事件で今回8名の元軍人が有罪になり最高18年間の刑が課せられました。現在、アメリカに住んでいるその犯人の一人に関し、チリ政府はアメリカ国に彼を強制送還するよう依頼しています。
3) 国会議員の嘘
チリの議員が世界のトップクラスの給与を得ていることはご存知の通り。今週はその高給取り議員の学歴が怪しいことが報道されました。有名大学の卒業生と言っているのに大学が卒業生名簿にないというわけです。怪しいのは一番右翼のUDI党から左翼の共産党新左翼まで共通です。大学に入り学生運動にのめり込み、勉強をしなくなったのに、ちゃんと卒業したと履歴書に書くとか。国会で、それらの議員を処罰してほしいですね。