(一般)

1) 交通渋滞
先週の週末はイースターで3連休になりました。このため多くの車両が首都圏から郊外に出ました。それが戻ってくる日曜日の夕方から高速道路が大渋滞で、史上最大の混乱になりました。勿論それは予想されていたことで、その対策として、午前中は通行料金を半額にするとしたが、ユーザーの反応なし。通常、片道2車線の道を午後は戻り3車線に、最高の混雑時は全部4車線ともサンティアゴに戻る車に開放。それでも料金徴収所の前に大きな列。 この問題をどうすれば解決できるか、運輸省、公共事業省、首都圏庁、警察、高速道路運営会社などの間で話がされていますが、料金徴収の方法を首都圏高速のように毎月の走行によって集金するシステムにすれば問題解消です。それも実施まで時間がかかるなら、高速道路の料金を問題時間は無料にすればOKになります。もちろん誰がその費用を出すかもめるでしょうね。                         チリでは毎年、3月にナンバープレートの更新が必要です。税金としてぜいたくな大型車の新車なら100万ペソ、少し古い乗用車は数万ペソほどの支払いです。普通この切り替えの前に車検が必要で、通常10分も待てば、検査が開始されるのに3月末になると数時間も待たされる長蛇の列。皆ブーブー言いますが、それなら1週間前にすれば問題ないわけで、いつも最後の日まで待つチリ人の悪い癖が出ています。 ところで、この時、1台に500㌷でも追加追徴すれば緊急時の高速道路問題は解決ですが、どうかな。                    テレビの解説者が、高速道路の横に高速新幹線が通れば、この問題は消えますよとコメントと。バチェレット政権の最後に決めた政策ですね。その建設は中国と合意に達したらしい。
2) あれから50年
新聞にあれから50年と言う特集が出ました。50年前に何があったのかな?
その年、1968年に起こった主な出来事はプラハの春と言われたチェコ民主化に反対してソ連が軍隊で弾圧、ベトナム戦争の意外な結末、アメリカでロバート・ケネディ、ルーサ−キングの暗殺事件、フランスの5月革命と言われた学生運動、メキシコの軍事革命メキシコ五輪でブラックパワーと言われた黒人選手の反抗・・・・
その前年、私は北大を1年休学しイスラエルキブツに約1年滞在しました。その後欧州をヒッチハイクで回りパリのソルボンヌ大学学生運動を見て、それを日本で実行しようと考えました。60年代後半の全国学園闘争です。私の一生を変えたのが1968年でした。
3) 泥棒
チリで犯罪が増加していることはチリの風に良く出てきますが、チリ人グループが犯罪組織を作り欧州で活動していることも良く知られています。今回は欧州ではなくカナダでチリ人グループの窃盗団が逮捕されました。14名のグループで全員チリ人。なんでも400件ほどの家屋に浸入し泥棒を繰り返していたとか。いやはやですね。
4) ハイジ
アニメのハイジの監督をした高畑勲さんが亡くなったそうですが、チリのテレビで大きく報道されました。その番組がチリの子供に大きな影響を与えてとしていましした。ハイジの次にマルコと言うアニメも制作していますね。