(一般)

1) マプチェ問題
二つあります。先ず、先年、毎週のように行われた機械・車への放火事件が新年に入っても継続しています。
それから荘園主を焼死させた事件の容疑者マプチェの祈祷師がボリビアへ。彼女は一時釈放されましたが再度、法廷に立つことになっているので外国に出ることは問題があると思われますが、チリの裁判所もあやふやですね。
ボリビアの先住民組織は彼女を歓迎する、すべての援助をささげたいとしています。遊びに行ったらしいが、そのままボリビアに留まればチリ政府は彼女の国外追放をモラレス大統領に依頼することになりますが、大騒ぎになりますね。
2) ローマ法王のチリ訪問
前回のローマ法王のチリ訪問は約30年前のフアン・パブロ2でした。あと10日ほどでチリを訪問するのはアルゼンチン人の法王ですが、サンティアゴ、テムコ、イキケを訪問するらしい。
隣国から、彼を見るため夏のバケーションを兼ねて大量のアルゼンチン人が押し寄せるとか。もっともローマ法王のチリ訪問は前回に比べそれほど盛り上がってるとは思えません。
3) 年末年始の大騒ぎ
花火大会とゴミの山です。サンティアゴの中心地にあるエンテル塔で行われた新年の花火大会を埋め尽くした群衆は、その晩、35トンのゴミを残しました。
高速道路の渋滞
ビーニャからサンティアゴまで普通、高速を使って約1時間強ですが、1月1日に首都圏に戻る車が多すぎて、5時間もかかり、車内の人間はブーブーとクレームしていました。
さてそのビ−ニャ、バルパライソサンティアゴを結ぶ高速鉄道が中国の手(CREC)で建設されることになりそうです。時速200キロでサンティアゴバルパライソを45分で結びます。運賃は5500ペソ(約10ドル)です。上手く行くかな? 
山火事が再度始まりました。高温、低湿度、強風の3分野で警戒地域を超え、いつどこで大火事になるか分からないとか。昨年の大火事が思いだされます。今週の南部の山火事は強風で樹木が倒れ、それが電線に接触して火事を起こしたとか。