(経済)

1) 大晦日の新聞に今年のチリの数字としていろんな説明が出ました。経済成長率は今年は1.4%。来年は2.5−3.5%の予想。失業率は6.7%。物価上昇率は2.1%。商業は3.7%アップだが、建設は1.8%ダウンとか。
2) 株式市場と銅価格の推移
先週、同じようなことを書きましたが、新聞の年末特集で今年のチリ市場は過去7年で最高の34%の成長だったとなっています。日本の数字も過去20年来で最高だったらしいから、経済の実態と株式市場の動きは少しずれがあるみたいですね。来年はもっとよくなると言う予想ですが、ホンマかな。
銅の価格も今週3.24ドルまで上がり今年に入って30%の上昇。また将来の計画も次の10年で生産は14%アップとか。
ドルは今年になってチリペソに対し大きく落ちました。1月に1ドル675㌷だったのが615ペソまで下落。このままだと1ドル600ペソが近いですね。
ほとんどすべての専門家が来年のチリ経済は今年より良くなると見ていますが、バチェレットは「何それ、1年前にその風が来ていれば、来年3月に私が任期を終えるとき、皆さんに喜んでいただけるよう努力しましたが、結果はみなさんのご希望通りでしたと言えたのに」と言うでしょうね。
そうか、その風が来なかったのに、来たようなことをテレビで発言したのか。
3) 最低賃金
1月2日から最低賃金は27万6千ペソ(約5万円)になります。17万人が恩恵を受けるとか。来月から給料アップですよ。