(経済)

1) チリ・ディ
今週、ロンドンでチリ・ディが実施され大蔵大臣・中銀総裁に何と500名もの会社のトップが随行したとか。チリはラテンアメリカで一番安定した市場ですとアピールですね。
2) 銅価格と為替
政府・中銀は今年の経済成長を強気に読んでいますが、今週の銅価格は2.67ドル、為替も1ドル688ペソと寂しい状況。頼みの中国に勢いが戻るとは思えず、このままの状態が続くと車、ガソリンの価格が上がり、次の夏休みの海外バケーションも難しくなると言われます。
輸出側はほっと一息でしょうが。
3) 最低賃金
一時どうなるかと思われましたが、内務大臣が間に立って野党側とネゴ。新左翼共産党を除くグループと合意に達しました。多分、彼が「どうしたら合意できるかな」と聞くと向こうは「俺らの言う通りしたらね」となったのでは。   で、この9月から来年2月まで現行の276000ペソを12000ペソアップ。2020年に最低賃金を317000ペソまで上げるとか、に決まりました。

4) 物価上昇率
8月は0.2%でした。トマトの値上がりが大きかったとか。
5) 新車販売台数
8月の売れ行きは38729台と前年対比9.5%アップ、1−8月合計は27万2千台と前年対比20%の上昇。給料も上がらず失業率も増えているのに一部の層は買いマクリですね。今の内に、車の値段が上がらないうちに買っているのかな。