(経済)

1) 中銀の発表ではこの4年間、バチェレット政権の間、チリでの投資は連続して前年対比下がりました。ところが来年はそれが変わり、投資は上向くとなっています。何それ? 
中銀はバチェレットが他の大統領になれば風が変わると言ってるの?厳しい現実ですね。
今年の1−4月の鉱工業指数は0.1%の上昇で過去8年間で最低だったとか。
世界銀行の予想ではチリの今年度の経済成長率は1.8%だとか。そんなもんでしょうね。
2) 経済信用リスク指数
しかしチリの国としての危険指数CDSは低い水準にとどまり、他のラテンアメリカの国とは大きな差があります。
チリの指数は72で、最悪のベネスエラ3207、アルゼンチン307、ブラジル239などとは雲泥の差です。チリの次に評価が高いのはペルーで95でした。
日本も一時150まで上がって危なかったけど、今は40台ですね。
3) 銅・為替
銅の価格は久しぶりに2.6ドルに戻りました。このため為替もペソ高になり1ドル664ペソでした。
4) 新車の販売
5月の新車の販売は前年対比25%アップ、これは今年になって5か月連続のことで、経済停滞と言う一面の他に活気のある部門もある証拠ですね。
物価上昇率は5月は0.1%、過去12か月で2.6%と2013年以来の低い数字になっています。