(政治)

1) バチェレットの動き
彼女が現職の大統領で来年3月までチリを引っ張るわけですが、もうなんだか引退したみたいな雰囲気。4月から国連の仕事に戻るのでその準備をしているのかな?
野党側から4年後にまたバチェレットが出てきたりしてとコメント。彼女が相手なら新与党候補は誰でも勝てると見ているようです。えらいバカにされてますね。私もそう思うけど。その彼女は大晦日の夜9時のニュースの前に全テレビ局を通してスピーチ。「大統領として皆さんに新年のコンタクトする最後の機会になりました」その後、なんと「教育・厚生などの公約を実現し、チリを以前にもまして輝く素晴らしい国にすることが出来たことを誇らしく思います。」
もちろん現野党側はそれに今更、クレームはしないでしょう。おばちゃん嘘ついたらアカンでと言う声は出るかもしれませんが。

現在の与党連合「新多数」はどうすれば次回の大統領選挙に勝って再度政権を手にできるか考えるべきですが、それが全く進んでいないように見えます。一番、見苦しいのがキリスト教民主党DCで新多数に残るのか、ピニェラにすり寄るのか、第3の軸として独立を保つのか、話し合いも進んでいません。