(経済)

1) 国内総生産
昨年は5.6%の成長を見せましたが、今年はそれよりやや低い5.2%が見込まれています。2009年にマイナス成長をしましたが、2010年以降順調に5%以上の上昇です。
物価上昇率は昨年は1.5%でしたが今年はそれより上がって3%ほどが予想されています。
2) 世界各国の中でチリの経済安定度は2009年には133か国中40位でしたが、2012年にはトップ10に入りました。
その理由は歳入と歳出の差がわずか0.6%にまで縮小したからです。ほとんど借金がなく国の運営が出来ているのは素晴らしいですね。
3) チリの経済成長につれて国民の生活レベルも上がり飛行機を使用するのが増えていますが、2003年から2012年の10年間で国際線は99%、国内線は192%も乗客が増えています。 国内線で2003年はコンセプシオン行きがトップでしたが、2012年にはアントファガスタ行きが首位でした。これは観光と言うより鉱山関係者の動きでしょうね。国際線はずっとブエノス・アイレス往きがトップです。ブラジル行きがぐんぐん伸びているようです。
同じように2008年危機を乗り越えたビルの建設業界も動きを縮小せず、まだまだ新しい計画を実施中とか。2012年は583ビルが竣工しましたが、それは前年より6%アップ。2013年はさらに増加とか。建設ラッシュですね。