(一般)

1) 爆弾事件
最近のチリの話題は爆弾事件ですが、アメリカ機関の調査結果では、「チリの爆弾事件は大規模な国際グループが関与しているというより、小規模な団体が起こしている可能性が高い」となっています。政府はこれを受けて、チリは安全な国家ということが確認されたとし、野党はチリにもテログループが存在することが確認されたと発表しています。同じ報告書を読んでの感想が全然違うのが面白い。
先の事件で逮捕された容疑者が刑務所内で脅されているので安全なところに移してほしいと訴えているらしい。
ところでマプチェ問題は継続です。今週はカニェテでマプチェがトラックを襲っているのを警察が抑えに入ると、普通の犯人は警察が来れば逃げますが、マプチェは逃げないで戦います。リオの貧民街の銃撃戦のようになり、警察が10数名負傷。マプチェの逮捕者は今のところゼロ。この10日間で6台のトラックが燃やされたとか。
チリの警察はどんな訓練を受けているのかな。向こうのグループが道路を封鎖し、警察に向かい合って来れば相手を包囲する形で囲いこみ、空から見張れば、マプチェの逃げ場はないと思いますが。
2) 空港閉鎖
爆弾騒ぎではありません。サンティアゴの空港が2日、霧のため9時間も使用不能になりました。国内線はアントファガスタ、国際線はメンドーサなどに着陸させられたらしい。その後、離着陸の再プログラムをする必要があり、コパ航空の朝2時半に出発する便は19時半の出発で17時間の遅れになったとか。厳しいですね。