(一般)

1) 飲酒運転
取締りが厳しくなったので事故が減少したと最初に書きましたが、驚いた事件が二つ。
その1はバスの運転手と助手が飲酒状態だったと警察に捕まりました。バス会社は最大手のプルマンブスでしたが、42名の乗客を乗せてラ・セレーナに向かうところだった由??。
もう一つはフォンダから出て運転していた男が飲酒運転で捕まりましたが、その男はチリでナンバー1といわれるキーパーのエレラ。チリ大学の選手です。彼は以前に飲酒運転で若い女性をひき殺しています。彼は平気な顔で「まぁ良くないことをしましたが・・・」。
チームもまったく彼を非難する態度を示さず、裁判所の近くでファンが旗を振り回して彼の応援。さらに不可解なのは前回の事故で彼は2年間の運転禁止処分を受けていますが、今回捕まったときに運転免許書を所持していました。その秘密ですが、裁判所から所轄の区役所に彼の運転禁止処分が届く前に、彼は運転免許書を失ったとして新しい免許書の発行を依頼し、手に入れていたらしい。チリの裁判所の問題ですが、悪知恵の働くやつがエレラに入れ知恵したのでしょうね。そういうのを全部一括して裁判にかければどうですか。チリの裁判所の評価も良くなるかもしれませんよ。

2) チリ人に関する印象
他国の人がチリ人をどう見ているかとの調査の結果ですが、「チリ人は相手を尊重するとか、「団結心がある」、「信頼できる」などのコメントのほかにアルゼンチン人が「チリ人は態度がでかい」、ペルー人が「チリ人は荒っぽい」若しくは「冷たい」と答える人が多かったようです。30年前、チリ人はアルゼンチン人は態度がでかいと嫌っていたのが、今では逆になってきたのですね?!

3) スキーシーズン終了
いつもよりかなり早く、今年のスキーシーズンは終了しました。昨年は10月初旬までスキー場は開かれていたのですが。にもかかわらずほとんどのスキー場で予想された数より多いスキー客だったようでニコニコ顔らしい。バイエ・ネバドは22000人の外人スキー客が訪問したとか。そう言えば、チリを訪問した外人観光客の66%はチリを再訪するらしい。
チリ中央部のスキー場の集客数は35万人だったとか。