１） サッカー
アメリカカップはベスト4が決まりました。チリはその中に入っています。その試合、準々決勝戦は対ウルグアイでしたが、チリが圧倒的にボールをキープしていて、なんと80対20の割合でボールをキープ、しかし得点が決まらず、引き分けの可能性もありました。しかし後半に彼らが2名の退場をだし、数的優位に立ったチリが何とか得点を決めました。
しかしこの退場が出た時の状況がいやらしい。チリのハラが相手の選手のお尻を触り、相手がそれを嫌がるふりをしたとき、思い切って後ろに倒れ（つまり顔を殴られた演技）これで審判がカードを出しました。
ゲームが終わってからこれらがビデオで世界中に広まり、そのハラの所属するドイツのチームは見苦しいプレーをしたとして彼を移籍させる考えとか。ハラは南米連盟から次の3試合に出場禁止処分を受けました。
勝利に喜んだチリのファンが国中に溢れましたが、悲しいことにサンティアゴで市内公共バスが566台も壊されました。２台や３台ではないですよ。勝って喜んだファンでも負けて悲しんだファンでもありません。何かきっかけがあれば乱暴狼藉を楽しむ犯罪人ですね。それがチリにあふれているわけです。チリの悲しい実態。
そして明日の月曜日に国立競技場で決勝進出を狙ってペルーと対戦します。勝っても負けてもまた同じ事件が繰り返されるでしょう。
南米の強力チームはブラジル、アルゼンチンとウルグアイですが、そのうち準決勝に残ったのはアルゼンチンだけ。つまりチリに優勝の可能性はかなりあります。
関係ない話ですが、ベスト4に残ったチームの監督は全部アルゼンチン人です。
さてチリ代表の決裂と言う名目の報道が新聞に掲載されましたが、それはチリ・オリンピック代表選手がチリサッカー代表ビダルの飲酒運転を許さず、彼を代表から外さなかった監督を批判しています。彼らのほうが通常の感覚ですね。
以上
