チリの風  その473  2012年5月20日―27日

チロエ島の旅から戻ってきました。昨年、そこのペンギン島へ通訳として行きましたが、島の旅行代理店に行くとどこでも宣伝のトップはペンギン島ツァーでした。今はペンギンがいないようですが、9月頃に戻ってくるとそのペンギン島は観光客でにぎわうでしょう。(ペンギン島の訪問レポートはチリの風・番外編に掲載されています)
2年前の病原菌事故で大打撃を受けたサーモン業界も力を取りもどしてきたようです。それで失業者が島に溢れていた時期とは様子が違いました。例のカストロ市に建設中の大規模ショッピングセンターの前にも行きました。地元の人と話をすると「モールは便利だが、この建物は大き過ぎるかな」。日曜日、モール反対派グループが市内を車でデモ。交通渋滞になったが、モールが完成すると毎日こうなるとの見せたかった由。確かにプエルトモンへの飛行機は往復とも満席でした。
土曜日、サッカー教室の日でしたが、雨のため中止。今週のサンティアゴは大気汚染がひどかったので、恵みの雨ですね。
日曜日のマラソン練習も雨で中止。でも意地を見せて雨がやんだ午後に一人で走りました。チリの各地で暴風雨の被害が出ました。