１） ごめん、ごめん、先週のチリの風にエラーがありました。大統領候補の討論会で、もうこれ以上ありませんと先週書きましたが、今週もう一度実施されました。単純エラーでした。
今週の話題はペルーが訴えているチリのスパイ事件で、とうとうチリ側がペルーの軍人に調べてほしい依頼事項を送ったメールが明らかになりました。チリ政府はほとんど反応をしないで時間のたつのを待っているようですが、ペルー側はこのように詳細に発表してきているので、このままではチリ政府は立ち往生になってしまいそうです。そろそろ反応が必要でしょう。もっともメールで問い合わせているのはそれほどの事項とも思えず、国家機密をスパイしていたというのとは違うようです。そのペルーの軍人は500ドルの給料をもらっていますが、毎月1000ドル以上の支出があったそうです。えっ？その金額から見ても軍の最高機密事項じゃないですよね、違うかな。
ガルシアはチリはペルーの現状がうらやましい、発展がねたましいのでこの種の事件を起こしているとペルーの聴衆に訴えかけていますが、ペルー人には受けるでしょうね。しかしなぜこれほど彼がこの問題を大問題視するかを考える必要がありますね。チリ側が彼の国内に持つ弱みを突かないで、逆に擁護する方向で回答すれば両国間の関係強化になるのでしょうが・・・。
またチリはアメリカからミサイルの買い付けをしそうですが、これも成約するともめるでしょうね。
２） 政見放送が毎晩テレビで放送されますが、見ていても全く面白くありません。今回の選挙ほど乗らない、ワクワクしない選挙はありません。どの予想でもピニェラが勝つ、決選投票はピニェラとフレイの二人と筋書きが決まっているので面白くないのでしょうか。少しでも選挙を面白くさせるため、私はマルコに投票します。周りの人にもマルコを宣伝しています。別に彼の応援団に入るほどファンではありませんが、他よりマシと思うので。
左翼系のアラテは1次予選で与党系の誰が勝っても（フレイ、マルコ、アラテ）、決戦投票では全員が団結してピニェラに当たろうとコメントしていますが、何を言っているのかな？
