１） 今週はなんだか国内、国際試合の結果よりコロコロの監督のバルティチョットの去就に注目が集まりました。テレビのニュースでもそればっかり。コロコロはこの数年国内リーグ戦でほとんど優勝とチリを代表するチームで、チリ大学とファンの人気を２分しています。ところが監督と選手の間に亀裂が入り、それが影響して試合の内容も落ちていくばかり。その造反選手は前監督の息のかかった選手だったので、わざと負けて現監督の追い落としを狙っているのではとも思われました。このため監督はそれらの造反選手をベンチにおいて試合には出しません。球団社長・首脳がそれに対して、中に入ってマァマァと焼肉アサード・パーティを実施し仲間意識を維持させようとしましたが、その最重要試合の対チリ大学戦を前に監督が辞任。そして辞任の理由として一部の選手にはプロ意識が足りないと批判。選手の控え室で酒・タバコをすうとかいろいろ説明を開始（前監督はタバコ好きで、タバコなしには生きていけないようなタイプ）。
監督辞任に反応してファンが練習場に終結し、それらの造反選手に迫り、一触即発になりました。さて試合の結果は？
なんと国内リーグ戦で過去6試合勝っていないコロコロが勝率1位のチリ大学に3対1で楽勝。しかしコロコロファンも怒っています。今までまじめに走っていなかったから勝てなかったのだが、今週の醜聞で全力を出さなければ球場を生きて出られないと感じたのだろうって。造反選手もこの日の試合には全員でましたが、まじめにせーよと言うことですね。
２） さて国際線の結果ですが、今週のリベルタドールカップ戦はチリ大学がホームでブラジルのグレミオに0対2で敗戦。またエベルトンはアウェイでカラカスに0対1で負けました。両チームとも次の最終戦で１次予選突破が出来るかどうかが決定します。どうなるかな
３） 次回の17歳以下の世界選手権はナイジェリアで開かれますが、その南米予選がチリで始まりました。チリはアルゼンチン、ウルグアイと同じグループに入っていますが、どうなるかな？
以上
