(スポーツ)

1) U20の女子サッカーの世界選手権も1次予選が終わり、ベスト8が出揃いました。さて日本の1次予選の最終戦、3試合目はコンゴ戦。学年末の大事な課目の試験が終わった娘のさやかと二人でチヤンまで応援に行きました。
日本はレギュラーを温存しつつもなんとか3対1で下し、全勝でC組トップでした。これで北アメリカ代表、欧州、アフリカの3大陸代表を倒したことになります。予想以上の破竹の進撃ですね。
準々決勝はD組み2位の北朝鮮との対戦。どうかな?アジア予選の決勝で負けた相手です。
   一方、チリの3試合目はナイジェリアでしたが、全く歯が立たず、テレビで試合を見ましたが、実力の差は歴然としていました。全敗の原因はもちろんサッカーの技術的なところが大きいですが(例えば球捌き)それ以上に体力的な問題があります。参加16チームの身長体重の平均でチリは身長で15位(161CM)と、メキシコと並んで一番低い身長なのに、体重は7位(60キロ)、つまり太りすぎです。それでは90分間走りきれません。日本は165センチ57キロで均衡が取れています。日本が予選で勝ったカナダとドイツが身長で1,2位を占めていますから、空中戦で負けてもこまめにパスをまわして押していく日本の作戦が通用しているわけですね。
   来週月曜日の準々決勝に勝てば、準決勝に負けても12月7日の日曜日にサンティアゴで行われる決勝戦か、3位決定戦に出場できます。
さて今回の対戦相手の北朝鮮は1次予選の最終戦を日本と同じチヤンで行い、メキシコ相手に5対1で大勝していますが、日本が勝てない相手ではないはずです。勝ってほしい!!

 2)ところでチリ国内では20歳以下の女子Wカップサッカーはほとんど話題にならず、プレーオフの準決勝ばかり話されています。これはチリ代表が弱かったので女子Wカップから一般市民の関心が薄れたわけです。
   さてプレーオフ準決勝の結果ですが、人気のコロコロはカラマでコブレロアに対戦し、引き分けました。もう一方のパレスチーノ対ランジャーースも引き分け。来週末に決勝進出の2チームが決定します。
   しかし、それ以上に話題になっているのはチリ大学のエースプレーヤーのマルセロ・サラスの引退です。彼は以前サモラーノと組んだチリ代表チームのエースで、ゴール数では歴代1位です。二人を苗字を取ってサ・サコンビと呼ばれたのはご存知の方も多いでしょう。まだ30代の前半ですが、力の限界とか。
   彼が対イギリス戦でマークしたゴールは、私が今まで見たゴールの中でも最高のものに入ります。 後ろから大きく出されたパスを太ももでトラッピングし、下に落とさずそのままシュート。それが見事にゴールに突き刺さったもの。キーパーは動けませんでした。


以上