１） サッカー
しかしチリのサッカーも評価が激変しました。先週の初戦対ホンヂュラスに勝ち、さらに今週月曜日の第2戦のスイスに勝つと、ファンはチリは無敵だ、優勝だとはしゃぎまわりました。ファンだけでなく世界の評論家もチリに好意的な見方をしていました。ところが予選リーグの最終戦スペインは違いました。世界ランキング1位のスペインはその試合に勝たなければ予選敗退が決まる瀬戸際です。気合を入れて対チリ戦に挑んできました。始まってまもなく相手のフォワードが大きくチリ陣に放り込まれたボールを追って攻め込んでくるとキーパーがたまらず大きく前に出て、それをクリヤーしましたが、その球をフォローしたのがスペイン選手で、それをゴールに向けて蹴るとボールは無人のゴールに入りました。キーパーの痛恨のエラーで失点。おまけに悔やまれるのはチリ選手の欠陥(ルールを無視して相手と接触する。つまり蹴っ飛ばす)がボロボロ出て、イエローカードの連発。最悪はレッドカードも出て、一人退場。これでは勝てるわけもなく、2対１で敗戦。警告カードが2枚になった選手は次のブラジル戦には出場できませんが、主力選手を数名欠くことになってしまったチリは最悪の条件で準々決勝に挑みます。 このためチリが準決勝に到達するより日本がそれに到達する可能性のほうが高いと見ますがどうでしょう。私の友だちでパラグアイに住む日本人がいますが、彼からメールが入り、次の対日本戦どうすればよいだろうかと心配しています。
以上
