(経済)

1) 一般情勢
IMFの発表ですが、来年のチリの経済成長率は2.5%(チリ政府の予想の3%より低い)そしてこのままいくと2020年のチリの負債はGDPの30%まで上がるらしい。また一人当たりの国民総生産は今年は27291ドルが、来年は25425ドルに落ちるらしい。
外国からのチリへの投資は2017年の第2四半期の数字は2003年以来の低いものとなりました。ばったり止まってしまっています。
来年の予算が国会で討議されますが、バチェレットが国債を増やしていき、今年度の負債は615億ドル、これに2018年は95億ドル加算されます。すると金利だけで次の政府は120億ドルを支払うことになるとか。大丈夫かな?
2) 銅の価格と為替
銅の価格は3.11ドルと好調で、為替は1ドル622ペソでした。銅の価格がじりじり上がっているのが不思議ですね。チリには最高のニュースですが。
3) サッカ−の影響
南米予選でチリが負けたのはチリ経済に影響すると言われています。ユニフォームなどのスポーツ用品から、笛などの応援道具、世界大会に行く旅行、それを観戦するための大型テレビ、試合の応援に欠かせないアサード(焼肉)の原材料(肉)などの売り上げが落ちるとか。チリ経済の大勢には影響ないでしょうが、いやはや。