(経済)

1) 世界とチリの動き
先週、JPモルガンが発表した「意外に、この先の世界の動きは順調」のコメントと全く反対の方向に動いているようです。JPモルガンがわざと逆の方向のコメントを出したのか、プロとして全く恥ずかしいレベルのどちらかでしょう。
中国の闇の銀行と呼ばれる仕組みが破綻寸前と言うニュースがでましたが、それは政府高官など、金を持っているが所在を明らかにはできないグループがつぎ込んでいる金融の仕組みで、彼らのおかげで不動産バブルも何年もはじけないで来たのですが、ここに来てとうとう・・・。
チリにそのおかしい風が来たのか、ペソは何と1ドル512 ペソまで下がりました。輸出業者には神風ですね。株も下がる一方で3820ポイント。先週から4.2%ダウン。頼みの銅の値段は3.07ドルと3ドルを割りそうな勢い。わずか1週間で目の前が真っ黒かな?

2) 建設ブームの終焉
2013年は前年に比べ、現在までの推定では、首都圏だけでなくチリ全土で建設申請・建築許可数が減少、さらに売り上げもかなり低くなるらしい。これは建設労働者の失業に直接結びつくので憂慮されそう。
とは言うものの私の住むロス・ドミニコス周辺では、全く逆で、既に数箇所のビル建設が開始されており、バブルの最中と言う感じです。私の住むアパートの前に最近完成したビルの地下にスーパーマケットが入り便利になりました。またその屋上にレストラン・喫茶店ができたので、そこで素晴らしい景色を楽しみながらコーヒーを飲んでいます。