(経済)

1) チリの成長
世界各国の人間性ランキングでチリは2013年に昨年より4位ランクを上げ40位、ラテンアメリカの中ではトップでした。これは寿命・授業年数・個人所得などを合わせたものです。上位はノールウェイ、オーストラリア、米国でした。日本は10位、韓国が12位、香港が13位とか。チリは寿命や教育に関しては先進国とほとんど互角ですが、個人収入は日本の半分以下とまだ差がついています。
2) チリの経済成長
昨年、欧州を中心に経済危機が蔓延しましたが、チリはそれにほとんど影響されませんでした。とは言え、遅かれ早かれチリも成長の鈍化は免れないだろうと見ていましたが、素人の私の目は甘い。今週の発表でチリの2013年の成長は「昨年と同じか、若しくはそれ以上」になっています。予想は5.6%とか。
中国は不動産バブル(ビルの建設が終わったのに誰も住まない幽霊の町とか、誰もいない大型ショッピングセンターとか)また鉄鋼産業の大型赤字など悪い兆候は山ほどあるのに、そんな問題など素知らぬ顔で成長を続けています。中国の成長が継続すればチリも好調維持なのでしょうね。
銅の価格、チリペソの対ドルの為替レートなどに関し怪しい動きはありません。