(一般)

1) 飲酒運転禁止法
今週でこの法案が成立して1年経過しました。11万8161回のアルコールテストが実施され、9268人の運転手がこの法に抵触して逮捕されました。泥酔運転が多く見つかっているのでこの法律がチリの運転手にまだ行き渡っていないことをうかがわせますが、アルコール関連の事故が低減していることは、役に立っていることを示しています。
2) 銃器の買い上げ
政府が銃器の買い上げを検討しています。2005年から2012年までに自発的に銃器を警察に届け出た件数は18000件ですが、それをさらに伸ばすために政府は銃器の買い上げ案を検討しているわけ。価格は小型10万ペソ、大型銃30万ペソくらいを想定とか。チリでは正規に購入し政府に登録すれば銃の保有は犯罪ではなく許可されています。もちろん銃が犯罪に使用されているのも当然ですから。銃器の管理を強めようとするわけですね。それなら銃器の所有を認めないが、一番有効でしょうが。
3) アルマ天文台
ピニェラ大統領を招待してアルマ天文台の完成式。57の大型アンテナが天体と地球を結ぶとか。敷地は高度5000メートルの高台ですから、働く人も訪問客もかなり高山病で苦しむでしょうね。世界のトップクラスの天文台がチリに作られ、それに日本が参画しているのはうれしいことです。
4) 外国人留学生
チリの大学に留学する外国人学生が増加しています。今年度は始ったばかりですが、全体で昨年790名だったのが今年は958名と21%も増えました。欧州からがトップでアメリカからも増えています。私の娘が早稲田に留学しましたが、日本からもチリ大学とかカトリカ大学に来れば、貴重な経験ができると思います。日本の学生は海外留学を望まないそうですね???