１） 大地震
先週の地震から10日経ちました。余震が700回を超え、土曜日にもかなり大きな余震もありました。
政府はツナミ被害者に100万ペソ（約20万円）の特別ボーナスを渡しました。それで崩壊した家や家財道具の補修・購入をするわけですね。ちゃんと被災者援助のボーナスを決定し速やかに実施したのは喜ばしいことです。
勿論家屋の破損した状況を写真で見ると、被災者の困難な様子が伝わってきます。おまけに今週そこにも雨がああ降って、少し残った家財道具がびしょぬれとか。バチェレットは地震の後、すぐに現地入りし（それも2回）被災者援助を実行しましたが、被災者に評価されたとか。
5年前の大地震の時、商店に侵入した市民が略奪の限りをしましたが、今回はそんな泥棒騒ぎが少ないようです。東北大地震の時も、かなり強奪・窃盗があったようですが、マスコミでは報道されなかったとか。日本らしい。名古屋大学の教授がチリを訪問し、地震・津波の実態とそのフォローを調査した由。彼は地震の規模の割に被害者が少なかったが、チリ政府のとったツナミ対策は評価されるべきとしています。日本とチリは交互に大きな地震・津波が起こっていますから、次は日本の番ですね。対応を間違わないように願いたいもの。
２） マプチェ問題
刑務所から脱出した人間が69日ぶりに逮捕されました。その隠れ家には銃器類、爆薬、弾薬も見つかりました。銀行襲撃、刑務所の攻撃に関与しているとか。裁判所は彼をどう扱い、どこの刑務所に収容するのでしょう。
