(経済)

1) 国際競争力
チリの国際競争力が毎年下がっています。2005年に世界19位まで行ったのに、その後、どんどん下がり昨年は31位、今年は35位でした。経済活動に幅が少ない(銅の輸出が中心)そして貧富の差がひどいなど問題点があります。さぁそれをどう改善して、上位に向かうのかな?もっともラテンアメリカ内ではチリは首位です。
2) 銅価格と為替
いつもの理論ですが、銅価格が下がり、それにつれてチリペソも弱くなりました。1ポンド2.76ドル、1ドル618ペソです。しかし590ペソに近づいていたのに急に弱くなりました。チリの経済情勢でなくほかの要因があるわけですね。中国がおかしいと言ってもこの1・2週間に特に目立った動きはなく、銅価格の低迷が不明朗ですね。
コデルコ銅公社は国営なので税金の支払いはほかの会社と異なりますが、国庫への納入が2012年の78億ドルから毎年下がっており、昨年は21億ドル、今年の予想は20億ドル。それでも生産コストは下がっており。2013年にポンドあたり1.6ドルだったのが昨年は1.5ドル、今年は1.4ドルとか。やっぱり銅の値段の減少が痛いですね。