(経済)

1) チリの経済性の疑惑
過去25年間チリを見る目は安定性・上昇性を基礎にしていましたが、ここにきてムーディズやS&Pなどのチリに対する評価が下がりそうだと言われ始めました。
経済成長率の鈍化と共に一番の問題は負債の増加で2016年はGDP対比21%と過去最高。もっとも日本に比べればかわいいものですが。どうなるかな?
ユニセフの発表でチリの児童の貧困度は2015年の数字は26%(2006年は39%)、これはアメリカより良い数字です。つまりチリは貧富の差がひどいが、アメリカほどではないと言うことらしい。トランプはそんなことは聞きたくもないと言うかな?
2) 税金
第2次バチェレット政権が始まってすぐ増税を図りましたが、税率は上げたのに税収入は減少したとか。増税すれば増収と簡単に考えた彼女のエラーでした。
今週の銅価格はポンド当たり2.62?。為替は1ドル662ペソでした。銅の世界最大の消費国中国の一挙一動に注目が集まるわけですが、先週下がった価格が今週上がるのは不可解。中国で不動産バブルはもうはじけ、これ以上不必要なビル・住居の建設は大きく下がるだろうと言われているのに銅のストックが下がったので価格が上がったと言う説明は不可解です。