(一般)

1) 雨
チリの南部は毎日のように雨降りで、もう慣れてしまったのか、雨が降っても傘をささないで小学生が歩いているのを見かけます。
サンティアゴの場合は冬の間少し降りますが、夏になると雨が降らないのが普通です。ところが今週、水曜日に雨になりました。すると雨による速度の遅れに加え、停電により信号が消え交通大渋滞。市内の各地で車が止りました。政府は雨が降れば停電、停電すれば信号が消えると言う図式は認めらいと言いながら、どこに責任があるのかはっきりできません。停電しても信号には安全装置があるはずですが。                       ちょうどその日、サンティアゴでマドンナのコンサートがありました。一部の熱狂的なファンは1週間も前から国立競技場の前に泊まり込み、当日も、強い雨の中で震えながら待っていました。コンサートは2時間遅れで始まり、通常の半分くらいで終わりました。ファンは騙されたとカンカン。
夏至が来ました。チリ最南端の街プンタ・アレナスは一日20時間の日照時間とか。朝3時半には日が昇り夜中まで明るい。南極まで行くとほとんど一日中、太陽が出ているらしい。 もちろん冬になればその逆になるわけですね。
そこの近くにトレス・デル・パイネ国立公園があります。そびえ立つ岩山で有名ですが、昨年、大規模な山火事が起こり、その出火責任者としてイスラエル人が捕まりました。
その地区は焚き火をするのは禁止されているのですが、今年また焚き火をしていた旅行者5人が見つかり公園から追放処分になりましたが、全員イスラエル人でした。なんでかな
2) コパウエ火山
第8州の火山コパウエが噴火を始めました。前回は20年前ですから、ちょうど活動を始める頃だったようです。今のところ近隣の村に被害は出ていません。
3) マプチェ問題
同じ問題が継続ですが、8州のカニェテ村で農民が一人殺害され、違う場所で家屋が2箇所、火をつけられました。火事で住民に怪我は無かったが飼われていた犬が数匹焼死。
家のオーナーは「家屋が焼けたのはかまわない、しかし自分の愛犬の焼死は許せない。私の愛犬は火をつけたそれらのマプチェより値打ちがある」と過激発言。
「政府はいったい何をしているのか、何時までこの問題が継続するのか、また司法はどうなっているのか、マプチェの活動家が殺人で逮捕されてもすぐに釈放になってしまう。政府・裁判所が手を打たないのなら自分たちで結論をつけるのか」(アメリカみたいに家族で銃を持って自衛することになるのかな?)