１） チリの経済実情
銅の価格が今週連日下がり、5％ほどの下落。ポンド当たり2.2ドルを割るまで下がりました。アメリカの企業フリーポート（51％）はコデルコ（49％）と組んだエル・アブラ鉱山の自社分を売りに出した由。もう将来がないと判断しました。
2015年のチリの輸出は銅が49％、それ以外が51％でした。そうかチリの輸出は銅しかないと言うのはもう古い考えか。2010年には銅が全輸出の58％まで占めていたのですが。
物価上昇率は3月は0.3％、今年に入って通算で1.5％とか。過去12か月では4.2％になっています。
為替は1ドル666ペソでした。
２） 工業生産指数は3月は少し上がり、通年で1.3％。2016年としての予想は1.6％。2％はムリなようですね。
