(一般)

1) マプチェ問題
昨年、高年の夫婦を焼死させたマプチェの犯人が釈放を求めて裁判になりましたが、あっさりそれは拒否されました。その犯人はハンガーストに入りました。今週、その犯人を9州の州知事が訪問。激励に行ったのでしょうか、裁判所の悪口を二人でしたのでしょうか。
彼は政府がマプチェ問題にかける熱意が足りないとモネダ宮殿にクレームに行くとしていますが、味方からそう言われると政府内でも苦しい対応を迫られますね。
最近の2年で政府は34億ペソの投資をしてマプチェによる略奪などの暴力行為が行われた地域の975ヘクタールを購入しています。それはインディヘナのグループにほとんど無料で貸与されるわけです。

2) 年少児への性的悪戯
国連の発表で2013年に訴えられた性的悪戯(暴行)の数字で10万人当たり最悪の国はスウェーデン(78人)、次いでジャマイカの75人、3位はなんとチリの69人。世界のトップ3に入ってしまいました。そこまでチリがひどいとは思いませんでしたが、公式発表なので状況は悪いのでしょう。カトリックの神父が、悪い数字をさらに悪くしているのですね。
3) 天候異変
チリ北部は通常年間を通して雨が降りませんが、今週第2,3州で雨や雪になりました。カラマは、住民によると30年ぶりの大雨とかで道に水があふれています。近くの観光地サン・ペドロに行く道は雪になって閉鎖されました。