(一般)

1) マプチェとFARC
先日、チリ共産党とコロンビアの反政府ゲリラFARCの関連が噂になりましたが、チリから武器がコロンビアに送られたと見られ捜査が始まりました。
ところで国のインデイヘナ援助組織事務所がマプチェに占拠され1週間たちました。同事務所は警察の介入を要求していますが、第9州としては事態を見守るとしています。
9州のトラック業界がマプチェに火をつけられたトラックを乗せて、モネダ宮殿の前をデモしたいと要求しています。何故一方的に自分たちがマプチェの攻撃の被害者にならなければいけないのかと言うわけです。
しかし犯罪の増加は市民にとって最大かつ緊急の問題です。電気代・ガス代などを受け取る会社の出張所がチリ国内に山ほどありますが、そこが狙われています。先日、南部の出店が襲われ、係員は油をかけられ全身の30%に火傷。死亡の危機があると緊急入院、手当の結果、死亡は免れました。その会社は、集金した金には保険が掛けられているから、犯人に逆らわず集金した金額を渡すように指示しており、命を懸けて金を守ろうとした従業員を逆に批判しているみたい。  彼はネットを通じてバチェレットに呼びかけ、「犯罪を少なくするため、政府・国会・司法が一丸となって、犯人が逮捕されても一日でしゃばに戻る現実をなんとかしてほしい」としました。
今日、同じような犯罪があり、女性係員は「こわかったけど金額を全部渡して私には被害はありませんでした」とコメント。