(一般)

1) マプチェ問題
先日、有罪判決の出た老夫婦殺害犯に18年の刑が決まりました。判決が出るまで、毎日のように南部でマプチェによる放火などの攻撃が続きました。警察は事件を予想して警備を整えていても事件は継続。道路を封鎖し、警官を襲い、自分たちの住む地区の学校に火をつけるなど。そんな抗議行動に価値があるのか理解できません。警察の力が足りないのか、マプチェ組織のレベルが高いからか問題は継続。
18年では刑が軽すぎるとする政府のコメントに対し、3権分立を尊重してほしいと最高裁長官は政府に反論。これを受けて政府はさらに、「司法の独立は尊重するが、政府は被害者の身になって司法界に注文を付けている」とさらにクレームしています。
チリ人権連盟の話ではチリにテロリストは存在しないから、政府がこのマプチェをテロリスト法を使って裁くようにと言うのは誤っているとしています。
マプチェがここは自分たちの領土だと主張するのは理解できるが同調はしません。アイヌの人が北海道庁に火をつけて北海道は自分たちのものだ、明治以降ここに侵略した日本は出て行けと言うようなものですね。沖縄も同じかな。外国の話では、ロシアがウクライナに侵入するのは戦争宣言ですね。
2) ビーニャの音楽祭閉幕と共に夏が終わり、来週から新学年が始まります。また免許証の書き換え手続きをしなければなりません。長い列を作って苦痛の時間をこれから先、我慢我慢。 なんでも90%のサンティアゴ人は明日の月曜日から休暇後ストレス症候群になるとか。そのうち40%はすぐに元に戻るが、50%は今までのリズムを取り戻すのに1.2か月もかかるらしい。日曜日に地下鉄が停電で運転が止まりましたが、これが明日の月曜日だったら大変な混乱になっていたでしょうね。