(一般)

1) マプチェの犯罪
テロ法案で逮捕され入獄していたマプチェが何人か釈放されました。それは国連の機関がチリのテロ法案は適切ではないと判断し、それを指摘したからですが、チリ政府は自分たちの司法の正当性を主張するのではなく、安易に受け入れ、彼らの釈放処置をとりました。
しかし外の機関にコメントされたから、自分たちの決定を取り消すなど私にはとても信じられません。チリ政府は何を考えているのかな?
第9州の知事ウエンチュミジャは、苗字からしてマプチェですね。釈放されたマプチェ活動家の一人は「チリ南部は自分たちの領土。それを取り戻すために闘っているのだからテロリストと見られるのは国家権力のお門違い。また州知事が本当にマプチェのために働いているかじっくり見ている」とやや冷たい視線。
2) コカインの没収
私服警察PDIはイキケでボリビアから来た836キロのコカインなどの麻薬類を発見し、没収しました。トラックの荷台を改造して麻薬を隠し、サンティアゴに運び込むところでした。麻薬を扱っていたそのグループの所有する14台の豪華な車も同時に没収されました。メンバーの一人はサンティアゴの刑務所に入っており、そこから連絡を取っていたらしい。私の小説に書かれているストーリーみたいです。この逮捕劇には7か月の時間がかかった由。