(一般)

1) 爆弾騒ぎ       
とうとう死者が出ました。しかしその死者は犯人なのか被害者なのかわかっていません。死者は20代の青年で、麻薬中毒で路上生活だったとか。テログループに入っていたのか、道路に落ちていた袋を拾ったら爆発したという見方もあるとか。金曜日、私が地下鉄に乗っていたら途中の駅で下されました。駅の外に出ると係員から無料切符が渡されました。次の駅で怪しい袋が見つかったので操業を中止して警察が調べているとか。こんなことがこれから頻繁に起こりそうです。
しかし先日の爆弾事件で逮捕された容疑者の裁判で、隠しカメラの威力を見せ付けられました。容疑者がどこを何時に通過したか、何を所持していたか、細かいところまで調べ上げられています。個人の秘密はもうないのかな?
2) マプチェ問題                      
爆弾騒ぎの後ろにマプチェの問題が隠れています。今週は数台のトラックが焼き討ちされ、バスに銃弾が浴びせられました。マプチェの宣伝パンフレットが置かれていました。  第9州の運送業者はゆっくり眠られません。マプチェはテロリストではないとテロ法案の適用を拒むバチェレット政府ですが、現実は厳しいです。彼らはイスラム国みたいにチリ南部の独立を目指すというわけですからね。
3) 大型泥棒   
先日サンティアゴの空港で現金輸送車から現金が大量に盗まれましたが、今週は政府が管理する質屋、チリでは「金持ちおばさん」と呼ばれます、が襲われ推定で総額21億ペソの物資と現金1200万ペソが奪われたとか。これは例えば金に困った人が親の遺産の金の指輪を持って行って、金を借り、その金と金利をを返すと指輪が戻ってくるという仕組み。大事な形見を取られたと泣いている人がテレビに出ていました。