(経済)

1) 経済成長率
2014年上半期の伸びは2.5%と5年ぶりの低い数字。商業は2.3%、鉱業は1.3%、工業はマイナス0.7%と苦しい数字。先が見えません。
ドルの為替は1ドル570ペソで終えました。アメリカの国内総生産が高い数字になっているのでドルが強くなったと新聞に解説がありました。失業率が上がっているアメリカが好調なんて大丈夫?
一時500ペソだったのが570ペソですから、海外への旅行や輸入品の価格はこれからどんどん上がるでしょうね。
原油の値段が下がりましたね。世界の動きがおかしいのにこれってどう説明するのかな?チリのガソリンの値段は今週は動きなし。来週から新方式(価格の上昇・下落とも週に5ペソが上限になる)が発足する見込み。
2) コデルコ援助
資金不足からコデルコ銅公社のいくつかのマインが閉鎖されるかもしれないと言うニュースが先週流れましたが、政府もそれに反応して(目標を達成するなどの条件付きですが)今年度からの中期計画で40億ドルの投資を確認しました。
そして社長を若い人間からベテランに、いや熟練した人間(ピサロ氏)に変更しました。彼は私営の鉱山やコデルコでも幾つものマイン・マネージャーを経験しています。彼がチュキカマタのトップをしているころ、タイヤ関連で食事をしたこともあります。労働組合はこの政策は政府が組合の要求をのんだものと判断しています。