(政治)

1) しかし教育省問題の進展がわかりません。国会で彼女の進退を決定すべき委員会が結成されましたが、与野党連立ではなくメンバーが与党側議員だけだったので、全く進展がありません。これでは何日かして、省の責任はあったが、それは直接彼女の責任にはならないとして終わりでしょうか?
国会で彼女は弁明書を提出していますが、自分は教師出身また少数民族のディアギ―タだが、それは非難もしくは批判の対象になるものではないとしています。インディヘナと教師って政界では見下されるんでしょうか。
法務省の国民登録システムの不正問題も不可解な業者の選定があったのははっきりしているのに政治責任をどう取るのか、まだはっきりしません。つまり与党は腐っているのにそれを駆除、改善できないのです。
しかしマスメディアも反応は遅いなぁ。

2) 野党のUDIの汚職問題もはっきりしません。それを表面に出したラビンへの風当たりが強まっています。軽率に自党の区長を批判したと言うわけです。
結論として、与党側も野党側も問題のあることは認めながら、その結論に至る過程で、進展が無く、なにやら分からないうちに尻すぼみになっています。それでいいのかな?
   野党の最有力大統領候補のピニェラはペルーを訪問し、ガルシア大統領と面談しました。しかし彼は身軽にどこでも飛びますね。

3) バチェレット大統領はマスメディアとのインタビューで大統領職が終わった後の展望を話しましたが、そんなことはどうでもいいから、最後の2年をどのように運営していくか話してほしいもの。