(経済)

1)日本はガソリン税を維持する方針のようですが、チリではこの法案が国会も通過して実際の小売値段も$40−50ほど下がりました。
それから消費税を現行の19%から1%下げて経済の活発化を図ろうとする意見が与党のDCから出ましたが、大蔵省大臣から軽く拒否されました。DCのアルベアル党首は、大臣が拒否する問題ではないとし、再度政府で検討するよう要求しています。

2)アイセンの水力発電用ダム
ベイケル川にダムを建設することになりそうですが、その正式決定は環境保全委員会と地域住民がその是非について検討してからと言うことになりそうです。一応来年2009年に着工が開始されると見られています。
一方、原子力発電所の建設について現政権は全く否定的に考えているとエネルギー省の大臣がコメント。

3)デヂタルテレビ方式
新聞に載った読者の投書ですが、「チリは今のところ経済も安定して順調に成長しているのは喜ばしい限りです。ところで懸案のテレビ新方式の採用にあたり、下記の提案をしたい。アメリカは大気汚染軽減の努力をせず地球の環境破壊に手をかしている。日本は捕鯨を主張してクジラの絶滅に手を出している。となるとチリはもう一つの欧州方式を採用するしかないのではないか?」(余り理論的ではないテレビ方式検討案ですね)