(政治)

1) 先週書いたとおり、マプチェ問題が一番注目されます。ハンストを実行していた女性犯は死亡寸前に目的を達成。政府は彼女の要求を受け入れ、病院に入ることと週末に刑務所から出ることを認めました。政府の方針変更はカトリック神父の介入と、もし彼女が死亡したときのインパクトをはかったものです。イギリスの例で同じようなハンストでIRAの女性が66日で死亡した例がありますが、チリのこの女性はもう112日。20キロも体重を減らしているとか。そのイギリスの例は当時の首相がサッチャーだったので、これは反政府の声を聞くわけがありません。
もちろん、野党側は何故彼女を超法規的に釈放しなければならないのか疑問視しています。
しかしマプチェの攻勢はなおも続いて、今週、サンティアゴとプエルト・モンをつなぐ幹線道路のテムコ近くでトラックが襲われ火をつけられました。その後もこの種の攻撃は継続中です。しかしどこまで、いつまで続くのかこの問題、バチェレットでは解決できないでしょうね。