(政治)

1) 左翼政権
チリを含む近隣13か国がニカラグア政府に市民生活が平穏に行われるよう、またデモ隊を襲わないよう要請しました。一時期光っていたあのオルテガも今は反政府運動を力で抑え権力を維持すると言う独裁者になってしまいました。同じベネスエラの左翼政権も末期的状況で公共運送がほとんど止まっているみたいで一般のトラックが荷台に乗客を乗せて運んでいるとか。ラテンアメリカの左翼政権はすべて失敗になっていますね。
ブラジル問題はまだ継続中で、ブラジルの元外務大臣が、先週のバチェレットグループの支援発表に関し「ルラ元大統領を応援する為、彼女にブラジル訪問をしてほしい。ウルグアイの元大統領ムヒカは先日、ルラと面談した」とコメント。
3か月前は与党連合だった政党グループは現在、分裂の危機ですが、この件に関しても大きく二つに分かれ、ルラ支持は正当とするのと汚職・不正は認められないになっています。今週チリのブラジル大使がチリの議員と面談することになっていましたが、その中に上の支援グループのメンバ−がいたので大使は面談を中止にしました、ブラジル政府はカンカンでしょうね。
ブラジル企業はルラに金を渡しただけでなく南米各地に賄賂をばら撒き、自社に有利な環境を作ろうとしたわけで、前の大統領選挙の時、チリの若手のホープ、MEOと呼ばれたマルコ・エンリケ・オミナミに金をつぎ込み、MEOはチリ各地の選挙運動を飛行機を使って実施しましたが、その費用はブラジルが払っています。彼は来月、裁判所に出頭することになっています。
チリでも同じようなことがあり、ペンタ銀行、ソキミチ鉱山などが議員や政府関係者に賄賂を渡していたことが明らかになっています。