(経済)

1) コデルコ
チリの命運を握る銅ですが、国営の銅会社コデルコ社長のピサロは、もし銅の価格が2ドルまで落ちればチリの銅鉱山会社にとっては今年は大打撃の年になるとしています。
昨年、同社はなんと15億ドルの損失を出しています。生産コストはポンド当たり1.4ドルと前年の1.5ドルから下げたのですが。
今週はポンド当たり2.2ドルでした。先週の2.3ドルからやや後退ですね。
2) 不況下の波
それを表す指数として次の例があります。
2015年のチリで最も進んだ地区とされるラス・コンデス地区で一番高級なAタイプの事務所の空き部屋は25%、これは平均の空室率12%の2倍。つまり安い部屋から売れていくことが証明されている。値段は1m2当たり86UF(約2百万ペソ)。サンティアゴの中心部ならこの半分くらいの値段で購入できるとか。