(経済)

1) コデルコの成績
2015年の決算は赤字だったコデルコが2016年は4億3千万ドルの黒字を出しました。生産コストはポンド当たり1.26ドルと前年より9%さがったことと銅の価格の上昇が黒字になった原因のようです。
ピサロ社長はこの数字を見て経費削減を目標として大きく掲げる会社の方針を変えるつもりはないとコメントしましたが、大蔵大臣はまだ国が必要なだけの利益を上げていないと辛口のコメント。
2) 失業率
12月―2月の失業率は6.4%に上昇。前年対比で0.5%、前期対比で0.2%といずれも悪くなっています。おまけに自分で仕事を始めた人の数が増えているのに給料をもらって働く仕事は大幅減少です。今年も失業率は悪くなりそうですね。
ところがどういうわけか、チリの株式市場は好調で今年になってから3か月で15%も上昇しました。同じく銅の価格も今年になって6.3%上がり、今週はポンド当たり2.6ドルで締めました。