(スポーツ)

1) サッカー
ワールドカップを前にして親善試合がありました。チリはエジプトと国立競技場で対戦。前半にいきなり2点を入れられ、チリの将来は真っ暗と思われましたが後半、何とか持ち直し、最後は3対2で勝利。
バックを3名にするか4名にするかまだ決まっていないようで、3バック制を取った前半の守備の乱れは誰の目にも明らか。これは監督の責任でしょうね。それからチリで最も高いレベルのサッカーをするビダルとバルディビアがベンチを温めたのが大きい。チリの層は厚くないからこの二人抜けるとチ−ムのレベルが変わってしまう。問題はその二人は手術とかで体調が十分でなく、本番で90分プレーできるかどうか不明です。つまり監督が彼らを使いたくてもコートに送り出せない状況。ところでエジプト戦で注目を集めたのはバックのアルボルノス。彼はまだスペイン語が完ぺきではありません。生まれも育ちもスウェーデン。日本でいうと日系人、父親がチリ人です。良いプレーを見せたのでレギュラーになりそう。運と言うのはどこにあるか分かりませんね。
しかし死の組と呼ばれるグループ戦を勝ち抜くのは極めて困難です。チリがスペイン、オランダに勝てると見る専門家はほとんどいません。ただサンチェスは好調で、個人力で相手陣営をかく乱します。そこから出たパスでバルガスが2得点。このコンビは本番でも機能しますね。先ず豪州に勝って、オランダかスペインと引き分ければ合計勝ち点は4になり2次予選へ行けるかも。
一方の日本もグループの中で低い評価を受けており、リーグ戦突破の可能性は非常に低いとか。初戦のコートジボアールには絶対勝ってほしい。日本人有志がどこかのパブに集まって日本のゴールを叫ぶ準備中とか。40人は集まると思いますが、私も仲間に入ります。
日本とチリが似ているのは予選突破の可能性が低いだけでなく、選手の平均身長が一番低いのがチリと日本。なんやそれ。
ネットで日本の親善試合対キプロスを見ました。点は入りませんが後半に日本が見事な攻めを見せたのがうれしかったです。行け日本!負けるなチリ!ごめん、つい興奮した。


以上