(経済)

1) チリ経済
銅の価格はやや落ちましたが、落ちたと言っても3.3ドルが3.2ドル。ほとんど変わりません。しかし為替の問題ではペソはさらに下がって1ドル554ペソ。
チリ株式市場は1月に7%も下げて2008年以降で最悪のスタート。日本も8.5%の下げですね。
2013年の失業者数は平均5.9%と悪くありません。ピニェラ政権の4年間で98万人が新たに仕事を得たとか。
3週間も継続していた港湾労働者のストは終わりましたが、チリ港湾を運営する権利を持つ会社が、義務を果たしていないと輸出業者がクレーム。この先のスムースな港湾運営のため何をしなければいけないのか議論に入るらしい。毎年ストなんかやめてほしいですね。
2) 家屋税  
2006年以降行われていなかった実地調査が終わり、国税局はその結果を発表しました。それによるとチリの家屋の78%は税金を払う必要がないとか。2月中に、結果が各家屋のオーナーに通知されますが、それで家屋税が上がるか下がるかが分かります。私の所は・・・・上がるやろな。
しかし心配されるのは国民の負債の増加で最近5年間で大幅に上がっている由。2012年にはチリの68%の家が借金を抱えているとか。もっとも日本政府の1000兆円負債とは重みが違いますが。日本の負債は毎年急上昇ですね。単年バランスも赤字だし、負債返済の可能性はあるのかな。